Aug.23th
◆羽田空港➡長崎空港➡対馬やまねこ空港
◆対馬エコツアー
8月23日(水)午前
いざ、国境の島・対馬へ!
東京から対馬へ行くためには飛行機の乗り継ぎが必要。初日、私たちは長崎空港で対馬行きの飛行機に乗り継ぎます。ところが、長崎空港上空にはカミナリ雲が差し掛かっており、さっそく45分の足止めをくらってしまいます。「対馬は晴れてるのに!」と半分キレ気味状態で対馬行きの出発を待ちます。
対馬行きの飛行機はなんと100席未満のプロペラ機!なかなか乗らない飛行機に高校生は興奮気味です。また、プロペラの音は機内にかなり響き渡ることを学びました。
8月23日(水)午後①
対馬の地政学
空港で今回の旅のコーディネーターであるビーコンつしまの佐藤さんと合流します。飛行機の遅延により、ゆっくり食べるはずの昼食はバスのなかで急いで食べることに。「時間を節約しなきゃ!」が合言葉です。
お弁当を食べながらバスは対馬エコツアーさんへ向かいました。対馬エコツアーさんでは、まずは対馬の地理について学びます。富山県が発行する逆さ地図を見れば、北東アジアにおける対馬の位置づけが視覚的に理解することができます。対馬の歴史は、まさに東アジアの歴史であることを実感しました。
8月23日(水)午後②
防人が見守る海
対馬の地理について知った私たちは、シーカヤックで浅茅湾へ漕ぎ出ます。浅茅湾は対馬の上島と下島の間に位置するリアス海岸で、その先には朝鮮半島があります。古代、人々は国防のため金田城という朝鮮式山城を築き、防人たちは遠く海の先を見守り続けました。飛行機のない時代、遥々対馬の海までやってきた防人たちの歌により共感できる機会となりました。
また、浅茅湾は一切の人工物が見当たらず、古代当時の姿を残しているとも言えます。遣隋使・小野妹子が見た景色をドルトン生も眼差すことができました。
8月23日(水)午後③
無人島でシュノーケリング!
金田城を眺めつつ、シーカヤックは無人島を目指します。朝鮮半島と金田城に挟まれた無人島では、シュノーケリングで海を堪能しました。初めは海へ入ることを躊躇していた女子たちも、気持ちよさそうに泳ぐ男子たちを見ていたら次々と海のなかへ入っていきます。透明な海なので魚もいっぱい見えました!
無人島では、カルピスとバナナなどを振舞ってもらいました。真夏のカルピスはあっという間に飲み干してしまいます。自然のパワーを堪能したドルトン生、さすがにこの日の夜は寝るのが早かったです。
みんなでカヤックを揃えて、はいチーズ!